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2030年までに日本のチャット相談応答率を100%に引き上げる。
8割以上の方が相談すらできていない
現在、日本では自殺に関連するキーワードが主要インターネットメディアで検索・投稿されると自動的に表示される相談窓口から個人が厚生労働省や関係 NGO、各地域へ援助要請できる仕組みがあり、実際に多くの相談が寄せられています。しかし、オンラインチャット相談は1 件当たりの対応に 1 時間以上かかることもあり、応答率はたったの2.4%〜21.4%。つまり 8 割以上の問い合わせにカウンセリングを実施できていないのが実情です(平成30年度 革新的自殺研究推進プログラム 研究成果報告書)。

カウンセラー×AIによる新体制を構築し、
日本全国の関係機関に開放する。
政府や自治体は相談期間への助成活動を通じてプロカウンセラーの拡充を図ってきたものの、カウンセリングの専門的知見・ノウハウを持った十分な人員確保は一朝一夕には進みません。従来のアプローチだけでは限界があり、限られた人員でメンタルヘルスケアの効果を最大化させる新たな手法の開発が急務です。ZIAIが取り組んでいるのは、“必要な人へ必要なケアを届ける”ため、臨床心理のプロである人間のカウンセラーとAIによる全く新しい協業体制の構築。そしてその過程で研究開発した技術や仕組みを日本全国のNPOや自治体に開放することで、2030年までに日本のチャット相談応答率を100%に引き上げることをマイルストーンとしています。

システムの最適化
カウンセリングを行うNPOや自治体は、所属するカウンセラーの属人的な判断とスキルに依存して運営しているところがほとんどです。彼らの暗黙知を形式知し、システムに組み込むことで、経験豊富なプロのカウンセラーでなくともカウンセリングに対応できる環境を構築します。
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