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ZIAI、トヨタ財団の助成プログラムに採択 誰一人取り残さない新しいメンタルヘルスケアの実現に向けて

更新日:2023年2月14日




非営利型 一般社団法人ZIAI(所在地:東京都渋谷区 / 代表:櫻井 昌佳 / 以下、ZIAI)のプロジェクト「テクノロジーを活用した“誰一人取り残さない新しいメンタルヘルスケア” A New Way of Mental Health Care that Utilizes Technology and Leaves No One Behind」が、公益財団法人トヨタ財団の「2021年度先端技術と共創する新たな人間社会」に採択されました。



企画概要

メンタルヘルスケアは人々が抱える不安や悩みに寄り添えているのか。2020年、日本の自殺死亡者数は10年ぶりに悪化し、10〜20代の自殺による死亡数はこの1年で500人増加しました。人々が自殺に至る前に適切なメンタルヘルスケアが届いているとは言い難い状況にあります。


先行研究では、これまで臨床療法の内容が中心的課題でした。しかし、有効な療法であろうと心理的問題を抱える人々に届かなければ意味を成しません。専門的知見を有するカウンセラーの不足は著しく、日本でのオンラインチャット相談の応答率は22%未満と低い水準に留まっています。


本プロジェクトでは、患者とメンタルヘルスケアの間にある現代の“サービスギャップ”の課題に焦点を当て、テクノロジーを活用した“誰一人取り残さない新しいメンタルヘルスケアのあり方”を提唱いたします。カウンセラーの数が増えない、知見・ノウハウの学習に時間がかかるという実践上の課題に加え、先行研究における専門家から個人へアウトリーチするという視点の不足に対し、実際にオンライン相談を行う機関と連携することで、データサイエンス的観点に基づいた臨床的意義の高い視座の提供を目指します。



トヨタ財団プログラム「2021年度先端技術と共創する新たな人間社会」について


当団体の応募企画「テクノロジーを活用した「誰一人取り残さない新しいメンタルヘルスケア」について

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